冷えルーフ
折版屋根の遮熱シート「冷えルーフ」は、夏は涼しく冬は暖かい、
自然の力を利用した全く新しい発想の遮断システムです。
室温の温度上昇を抑えるため、空調費やCO2削減に効果的です。 
① 折版屋根の上にシートを張り、日陰を作ります。
② 折版屋根とシートを離すことによって、空気層を作り風を通します。
③ 空気層を通過した空気はシートの穴から外部に抜けます。
上記の構造で、
空気の通過によって暖かい空気は屋根から離れます。
屋根は日陰により直射日光から守られ、温度上昇を抑制されます。
施工事例はこちら。
冷えルーフの主な効果
- 【夏季】
| 温熱低減 | 折版屋根の上に施工された冷えルーフが日影を作り、太陽光を遮り、折版の温度上昇を抑制します。 |
|---|---|
| 蓄熱抑制 | 遮熱シートに穴が空いているので風が通り、蓄熱を抑えます。 |
| CO2削減 | 冷えルーフの敷設により、温度上昇を抑えることによって冷房使用量が削減しCO2の削減につながります。 |
【冬季】
| 低下抑制 | 冬場は、逆に低温時に屋根の表面が冷えすぎないよう温度低下を抑制します。 |
|---|---|
| 保温効果 | 屋内からの熱を遮熱シートにより防護し、保温効果もあります。 |
| 結露緩和 | 夜間の放射冷却及び、積雪時における屋根裏面の結露緩和を実現します。 |
【通年・その他】
| 雨音低減 |
冷えルーフのシートで雨やあられを受けることで、金属屋根をたたく雨音が低減されます。 |
|---|---|
| 屋根保護 |
折板屋根の熱伸縮によるキシミ音の軽減効果にも鳴ります。 |
遮熱対策広報比較表
| 冷えルーフ | 遮熱塗料 | 二重折版 | 屋上緑化 | |
|---|---|---|---|---|
| 施行面積 | 屋根面積の約80％以下 |
屋根面積の150％以上 |
屋根面積の100％ |
屋根面積より少ない |
| ★折版屋根は屋根の表面積が屋根面積よりも大きくなります。塗装と比べて施行面積が約半分となります。 | ||||
| 施工期間 （1,000㎡あたり） |
約1日 | 1日～2週間 |
1～2週間 |
1～2週間
（その他に植物の養成期間が必要） |
| メンテナンス | メンテナンスフリー（5年保証） | 定期的に清掃が必要 | メンテナンスフリー | 水やりなどのメンテナンスが必要 |
| ★冷えルーフの点検と同時に屋根状態も確認します。点検後には写真付きの報告書を提出しています。 | ||||
| 屋根荷重 |
1kg/㎡程度（ハゼ式） 荷重制限を受けない |
荷重制限を受けない | 荷重制限を受ける場合あり | 荷重制限を受ける場合あり |
| 移動・再設置 |
◎ 移設可能 |
×
|
×
|
△
|
| ★屋根に穴をあけない工法のため、賃貸建屋に対しても提案可能です。（撤去・再設置費用は別途） | ||||
| 遮熱効果 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 |
| ★「日陰」の効果を利用した遮熱工法のため、汚れなどによる経年的な効果低減はありません。 | ||||
| 保温効果 | ◎ | × | ◎ | 〇 |
| 結露緩和効果 | ◎ | × | 〇 | 〇 |
| 雨音低減効果 | ◎ | × | ◎ | 〇 |
| 音鳴り緩和効果 | ◎ | 〇 | × | 〇 |
| 建物保護効果 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 |
※独自調査に基づく
